60代女性 両前腕、両手甲の目立つ血管を目立たなくした治療例 example
2014.06
治療前
治療後
診断結果 | 両腕前、両手甲の血管を目立たなくしたいとの希望で来院。 初診時(写真:治療前)両前腕、両手甲の血管拡張が顕著でハンドベイン治療適用。 他に下肢静脈瘤の手術も希望しているとのこと。 |
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治療内容 | 両手甲、両前腕の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:182+218=計400秒、総照射エネルギー:731+872=計1603J)、血管を萎縮させた。 同日、硬化療法 右前腕、手甲 フォーム6ml注入、左前腕、手甲 フォーム5ml注入。 |
治療期間 | 日帰り手術(1日)で、手術時間は1時間程度。 |
おおよその費用 | 治療総額(両手甲・両前腕):約80万円(税別) |
術後の経過や現在の様子 | 手術後の手の甲に黒くなっている内出血あり、右手の甲に大きいこぶ状のもの、左手にも小さなこぶ状のものがあるとのことだが、硬化療法後の反応性のものであると考えられ、経過観察。 術後約1か月後に受診。ハンドベイン手術の効果は感じているが、右手甲に皮下血腫、左手残存血管が軽度にある。左手に硬化療法 フォーム硬化剤4mlを注入。両下肢の静脈瘤はG-YAGレーザー治療が適用、希望があれば治療する旨伝える。 術後約2か月の経過受診。左手甲に残存血管があり、右手甲に色素沈着、硬結が見られた。 |
治療のリスク | 局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます(指先はフリーですので日常生活は問題ありません)。 手術当日は入浴に制限があります。 手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。 1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。 |