症例・治療例example

1. 治療内容

手の甲及び前腕の拡張した静脈の中に、波長2000nmの細いレーザーファイバーを20Gの針を用いて挿入し、血管内を照射して血管内中膜を萎縮させて、血管を縮めて目立たなくさせます。

局所麻酔と静脈麻酔を用いますので、治療は眠った状態で行います(ご希望があれば起きたままでの治療も可能)。

治療部位としては血行障害を来さないように手の甲と前腕が対象になりますが、両腕の治療が同日に可能です。

手術時間は1時間ほどになります。

手術後は10-20分ほど休憩していただいてから帰宅になります。

治療後は1-2か月後に経過観察を行います。

2. 合併症・リスク・負担

局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯が巻かれます(指先はフリーですので日常生活は問題ありませが、手術当日は入浴に制限があります)。

手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合がありますが、一時的な症状です。

1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。

包帯を巻いた状態でも指・手・腕は自由に動かせます。

3. 費用

費用は、穿刺処理する血管1か所が33,000円(税込)で照射範囲の処理する血管の数により算出されます。

費用について

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