60代女性 両前腕、両手甲の目立つ血管を目立たなくした治療例 example

2014.07

治療前

治療前

治療後

治療後

治療前

治療前

治療後

治療後
診断結果 両前腕、両手甲の血管を目立たなくしたい。遠方のため、初診時適応があれば当日手術を希望。
初診時(写真:治療前)両前腕、両手甲の血管拡張が顕著でハンドベイン治療適用。
治療内容 両手甲、両前腕の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:191+169=計360秒、総照射エネルギー:765+678=計1443J)、血管を萎縮させた。
手術から約3か月後、両手甲、前腕の残存血管に、硬化療法 両手甲・両前腕 フォーム硬化剤 右6ml 左6ml 注入。
治療期間 日帰り手術(1日)で、手術時間は1時間程度。
おおよその費用 治療総額(両前腕、両手甲):約80万円(税別)
術後の経過や現在の様子 手術翌日のお電話では出血がまだ止まらずとの連絡があったが、ジュクジュクしたものが出ているような感じがしても圧迫を続けることで出血は止まるので、包帯圧迫を続けて頂き、予定どおり翌日包帯を交換するよう指示。左手首部分の出血が気になるので、当該部分はガーゼ等でカバーし、包帯で覆うよう処置を指示。遠方のため、明日も気になることがあれば都度連絡頂くよう伝える。
翌日は連絡が無く、念のため翌々日にクリニックより経過確認のお電話。「おかげさまでだいぶ良くなっています。指の腫れも取れてきて曲げられるようになった。昨日は入浴もした。ご丁寧に有難うございます」とのことで、又何かあれば連絡頂けるようお伝えする。
約1か月弱後にお電話にて、「指の付け根がしびれるのは、いつまで続くのか」と質問があり、しびれは手術後1、2か月で治まってくるが多少個人差がある、しびれに有効なビタミン剤を処方することもできるとお伝えした。
手術から約3か月後、経過受診。ハンドベイン治療の経過は良好。両手甲、前腕の残存血管に、硬化療法 フォーム硬化剤 右5ml、左5ml注入。
治療のリスク 局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます(指先はフリーですので日常生活は問題ありません)。 手術当日は入浴に制限があります。 手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。 1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。