50代女性　両腕、両手甲と前腕の浮き出た血管を目立たなくした治療例 example

2013.09

診断結果	両手甲、前腕の血管拡張が気になる。また10年以上前に右前腕の血管腫に対して他院でレーザー治療を行ったが改善しなかった。 両前腕、両手甲の血管拡張ハンドベインが顕著（写真：治療前）。 右手前腕　血管腫。 本人のご希望で、まずハンドベイン治療、その後右前腕血管腫のレーザー治療を打診。
治療内容	両手甲、両前腕の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射（照射時間：計152+190＝342秒、総照射エネルギー：計608+762＝1370J）、血管を萎縮させた。
治療期間	手術時間は1時間程度。在院時間2時間。
おおよその費用	治療総額（両前腕・両手甲）：約70万円（税別）
術後の経過や現在の様子	ハンドベイン手術の1か月後に経過来院。経過良好（術後1か月写真）。満足しているとのこと。 右小指周辺のみ若干気になるとのことで、硬化療法　右　フォーム硬化剤3ml注入。
治療のリスク	局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます（指先はフリーですので日常生活は問題ありません）。 手術当日は入浴に制限があります。 手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。 1～2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。