60代女性 両腕、両手甲と前腕の浮き立つ血管を目立たなくした治療例 example

2009.05

治療前

治療前

治療後

治療後
診断結果 両手甲、前腕の血管拡張が気になるので目立たなくして若々しい見た目になりたい。
両前腕、両手甲の血管拡張がハンドベイン顕著(写真:治療前)。
治療内容 両手甲、両前腕の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:計533秒、総照射エネルギー:計2147J)、血管を萎縮させた。
1年半経過後、2回目のハンドベイン治療。両腕、左手甲の残存拡張血管について、静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:計14+23=37秒、総照射エネルギー:計57+112=169J)、血管を萎縮させた。および同日に、硬化療法 両手甲  硬化療法 左右 フォーム硬化剤各10ml注入。 3か月後、両手甲の残存血管に硬化療法
 右 フォーム硬化剤各4ml注入、左 フォーム硬化剤各6ml注入。
6か月後、両手甲の残存血管に硬化療法
右 フォーム硬化剤各8ml注入、左 フォーム硬化剤各7ml注入。
治療期間 日帰り手術(1日)で、手術時間は1時間程度。
おおよその費用 治療総額(両前腕・両手甲):約70万円(税別)
2回目のハンドベイン+硬化療法は約25万円(税別)
その後の硬化療法は両手約2万円/回(税別)
術後の経過や現在の様子 2007/10/9 ハンドベイン手術
2007/10/30 術後経過(治療後写真)良好。
2007/12/3 経過観察受診。経過良好。満足しているとのこと。更に手の甲のしわやたるみを改善したいとのことでテノール等の美容的治療を紹介する。
2009/4/21 1回目の治療から1年半経過。残存血管について治療をご希望。
2009/5/21 ハンドベイン手術(2回目) および同日、硬化療法 両手背  硬化療法 左右 フォーム硬化剤各10ml注入。
2009/6/18 経過観察受診。経過良好。
2009/7/17 経過観察受診。手背の拡張血管がまだあり、右は色素沈着も併発している。1か月後に硬化療法を予定。
2009/8/21 左右残存する拡張血管に硬化療法 施行。 両手甲 右 フォーム硬化剤各4ml注入、左 フォーム硬化剤各6ml注入。
2009/11/24 左右残存する拡張血管に硬化療法 施行。 両手甲 右 フォーム硬化剤各8ml注入、左 フォーム硬化剤各7ml注入。
治療のリスク 局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます(指先はフリーですので日常生活は問題ありません)。 手術当日は入浴に制限があります。 手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。 1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。