60代女性 両腕、両手甲の目立つ血管を目立たなくした治療例 example

2013.12

治療前

治療前

治療後

治療後

治療前

治療前

治療後

治療後
診断結果 ホームページを見て、ハンドベイン手術を希望されて来院。
初診時(写真:治療前)も、両手の甲、両腕前の血管拡張が顕著でハンドベイン治療適用。
治療内容 両手甲、両前腕の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:197+258=計455秒、総照射エネルギー:790+1035=計1825J)、血管を萎縮させた。
経過は良好だったが、術後2年7カ月経過し、左右迂回血管が新たに拡張し気になるとのことで、その後硬化療法を5回行った。
治療期間 日帰り手術(1日)で、手術時間は1時間程度。
おおよその費用 治療総額(両手甲、両前腕):約90万円(税別)
術後1年以降の硬化療法は別途料金。
術後の経過や現在の様子 手術後数日間は手指周囲の赤黒さが気になったようだが、末梢冷感なし、爪床の色も問題なく、術後の内出血であり、術後直後から軽減した。 手術から約2か月後の経過は良好。「左腕~手は非常に良く満足している。右は細かい血管がまだ残っている」とのことで、右迂回血管が新たに拡張していたため、右に硬化療法、フォーム硬化剤7mlを注入。
ハンドベイン手術から、2年7カ月後「ハンドベイン治療前に比べると改善されているが、また新たな血管が出てきて気になる。」と受診。全体的には良好だが、左右迂回血管が新たに拡張、今回は希望のあった右のみ硬化療法 フォーム硬化剤5mlを注入。
前回の硬化療法から3か月後来院。満足度高く、「右はほとんど良くなった。」全体的に良好だが、左迂回血管が新たに拡張、今回希望のあった左のみ硬化療法 フォーム硬化剤8mlを注入。
前回の硬化療法から8か月後来院。満足度は高い。「右手関節が気になる。左も若干気になるが、次回来院時に左をお願いします。」とのこと。全体的に良好だが、希望のあった右のみ硬化療法 フォーム硬化剤8mlを注入。
前回硬化療法から約1年後、来院。引き続き満足度は高い。今回、左手甲治療を希望。全体的に良好だが、希望のあった左の硬化療法 フォーム硬化剤5mlを注入。
治療のリスク 局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます(指先はフリーですので日常生活は問題ありません)。 手術当日は入浴に制限があります。 手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。 1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。