50代女性 両手甲の目立つ血管を目立たなくした例 example

2010.02

治療前

治療前

治療後

治療後
診断結果 手の甲の血管の浮き、下肢の静脈瘤が気になる。むくみもある。血管を目立たなくして外見を良くしたい。冬に治療をして、夏はサンダルを履きたい。
両手甲の血管拡張が顕著(写真:治療前)でハンドベイン治療適用。
治療内容 ハンドベイン治療と、下肢静脈瘤治療(マイドン、GYAG治療)を2009年~2010年に渡り行った。
2009/1/19 ハンドベイン手術 両手甲の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:37+34=71秒、総照射エネルギー:計289J)、血管を萎縮させた。
2010/2/15 ハンドベイン手術 両手甲の静脈内に、波長2000nmレーザーファイバーを、20G針を介して挿入、血管内を照射(照射時間:計26+63=89秒、総照射エネルギー:計104+255=359J)、血管を萎縮させた。
2か月後に、硬化療法 右フォーム硬化剤3ml注入、左フォーム硬化剤6ml注入 その後も下肢静脈瘤治療と並行して、5年後、8年後に気になる残存拡張血管に硬化療法を行っている。
治療期間 日帰り手術(1日)で、手術時間は1時間程度。
手術から1年以上経過した硬化療法は両手で2万円/回
おおよその費用 治療総額(両手甲):約70万円(税別)/回
術後の経過や現在の様子 2009/1/19 ハンドベイン手術 術前写真は初診時、術後写真は1回目のハンドベイン治療2か月後で経過良好。
2010/02/15 前回処理した血管は経過良好。 今回、別に気になる部位が出てきたので2回目のハンドベイン手術を希望された。
2010/04/10 ハンドベイン治療の経過は良好。 残存拡張血管に硬化療法  右フォーム硬化剤3ml注入、左フォーム硬化剤6ml注入。
2015/8/8 手の甲と関節周囲の残存拡張血管に硬化療法  右フォーム硬化剤5ml注入、左フォーム硬化剤4ml注入。
2018/2/19 残存拡張血管に硬化療法  右フォーム硬化剤5ml注入、左フォーム硬化剤3ml注入。
治療のリスク 局所麻酔の影響で治療直後から1-2日は腫れが残るので、その間は弾性包帯を巻いて過して頂きます(指先はフリーですので日常生活は問題ありません)。 手術当日は入浴に制限があります。 手術後1-2週間は内出血や皮膚の色調の変化が残る場合があります。 1~2か月の間は治療した部位にしびれ感や疼痛が生じる場合がありますが時間と共に消失します。